住宅ローンのリスクについて

住宅ローンのリスクについて考えてみます。なぜか「借金は絶対にしない」という人でも、家を購入することに関しては、無頓着に借り入れをしています。

確かに消費者金融などにくらべて、数%という低利で借りられるのですが、何と言っても数千万円レベルの金額になりますし、返済期間も30年以上など長く設定されています。

仮に3000万円を35年ローンで年利1.6%の固定金利で借り入れすると、約1000万円の利息を支払わないといけません。

変動金利ならかなり低いものものありますが、今後の日本経済を考えると危険すぎるので、現実的には固定金利が無難です。

どちらにしてもかなりの利息を支払わないといけません。「夢のマイホーム」「家を購入して一人前」といったキャッチフレーズで購入するのはリスクが高過ぎる買い物です。

これが高度成長期なら右肩上がりで年収が上がり続けましたし、土地の価格もかなり急騰しました。あの時代に家を買った人は最終的に売却したとしても、黒字で終わることができました。

ついこの間まで、定年したサラリーマンの生涯収入は3億円を超えていましたし、普通に生活していれば全く問題なかったでしょう。

ところが今現在の状況を見ると、日本の人口は将来的にも急速に減少していくことは避けられず、土地の価格もごく一部の地域を除いて下落するのは確実です。

この間のニュース報道では、池袋でもかなりの下落が予想されるとのことでした。

そして労働者の平均年収も、最近の統計ではやや持ち直しましたが、10年前よりもかなり低水準です。男性会社員だと500万円を越える位、全従業員の正社員で400万円代です。非正規労働者などは、200万円ほどです。

こちらもアメリカ社会のように今後は、一部の稼げる層と大部分の低収入層と2極化されることがほぼ確実です。

もう右肩上がりで収入が上がる時代ではありませんし、途中まで順調だって人も突然、負け組に転落することも当たり前になってきます。

そのような中で35年ローンの住宅を買うというのは危険すぎるのではないでしょうか?

もしまだ購入していないのならば、個人的には賃貸物件をお勧めします。これならば全国に転勤しても問題ありませんし、収入が下がったり子供が独立した時などは安い物件に住めばいいのです。

一戸建ての賃貸物件もあるので、好きなタイプに住むこともできます。

年を取ると貸してくれなくなる、という脅しもありますが、実際これから物件あまりが進んでいくのは人口動態から予測しても確実なので、そのようなことはないでしょう。

家を購入しても、30年経過すると帳簿上の価値はゼロになります。もちろん自分が住み続ける分には全く問題ありませんが、古い家などは数十万円から百万円単位で修繕費が掛かってきたりします。

実質的に価値があるのは土地代だけですが、こちらも地価は下落していきます。そして固定資産税も実際に販売できる価格よりは、高めに試算されているので割高感があります。

最近は、住宅ローンを払えなくなって自己破産をする人も増加しているので、あまり長期的なローンを組むということは注意したほうがいいです。

すでに家を購入してしまった人は、少しでも早く繰り上げ返済をして住宅ローンの残額を減らしていくことをお勧めします。

 

 

 

 

 

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